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母乳育児のヒント

がんばるママへ

大切なあなたに伝えたい8つのこと~パパへの手紙~

旦那さんやパートナーに伝えたいことがたくさんあっても、産後の慌しい生活の中で、何をどう伝えればよいのか上手く整理するのは難しいですよね。「言葉で伝えなくても、ちゃんと察して欲しい」そんなときもあるかもしれません。でも、伝えることで広がる新しい世界もきっとある―。この手紙を大切な新しい命を共に育むパートナーの2人にお届けします。

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私のかけがえのない夫であり、我が子の最高のパパである、あなたへ

妊娠中にどんどん大きくなっていく私のお腹を見て、あなたはいまいちピンときていない感じだったよね。もしかしたら、取り残されたような気分だったのかも。妊娠は私のからだの中だけで起こっていたことだから、それも仕方ないのかな。

ようやく生まれた赤ちゃん。昼も夜も授乳に明け暮れる私のそばで、あなたはなんとなく手持ち無沙汰のような、他人事のような様子で過ごしているよね。
もしかしたら、あなたは授乳する私を見て、「当たり前」「楽そう」と思っているのかな?
でも、そんなことはないんだよ。

「母乳で育てる」と決めたものの、私の頭の片隅には常に「栄養は足りている?」「ちゃんと大きくなるかな?」「トラブルなく卒乳できるかな?」という不安や迷いだらけ。同時に、「家の中を片付けないと!」「まだ髪もとかしていないし、服も着替えてない!」と、いつも何かに追われている感じもしていて。

産後の体調もまだ回復してないし、悩みや疲れを抱えながらも「頑張らなきゃ」と思う気持ちで、日々空回りしている気がするんだ。

「何か手伝おうか?」という言葉に、つい「大丈夫」と答えてしまう私だけど、本当は手助けしてほしいと思ってる。だからこれからは、もし私が「大丈夫」と答えたとしても、少し時間を置いてからもう一度、同じように聞いてみてくれるかな。

「私とあなたの間に生まれた大切な赤ちゃんを、できるだけ良い環境で育てたい」

母乳育児を選んだのも、そんな理由からだったよね。
同じように、赤ちゃんを育てる私とあなたの関係も大事。
だからこそ、あなたへのお願いごとを、ここで正直に書いておこうと思います。


≪夜中の授乳を手伝ってね≫

夜の8時から深夜0時ぐらいまでの間、搾乳しておいた母乳を哺乳瓶で与えてもらえるとうれしいな。夜中の授乳って、すごく孤独なの。あなたが授乳を分担してくれれば、私は孤独を感じずに済むし、その時間に眠ることもできる。赤ちゃんが生まれてからずっと連続した睡眠をとれずにいる私には、その数時間がとても貴重だから。


≪授乳時にはちょっとした言葉をかけてね≫

たとえば読みかけの雑誌だったり、クッションだったり、水や携帯の充電器であったり。授乳中は動けないぶん、「おっぱいをあげる前に用意しておけばよかった」と思うことがたくさんあるの。だからこそ、「何か必要なものはある?」というひと言が、とてもありがたいんだよね。

手助けの言葉だけでなくてもいい。「この子は本当においしそうにおっぱいを飲むね」「母乳をたくさん飲むから元気なんだね」というひと言も、私の心を明るくしてくれるんだよ。


≪「母乳を与えること」について理解してね≫

母乳育児は確かに母親の特権だけど、だからといってあなたが無関係なわけではないの。母乳で育てることのメリットや母乳の機能、乳腺炎、乳頭保護器、乳頭クリーム、おっぱいマッサージなど、少しでも母乳についての理解を深める努力をしてくれたらうれしいな。同じ言葉を使ってあなたと話せることは心強いし、あなたへの信頼感も増すと思うから。


≪家事を分担してね≫

1日のかなりの時間、私は赤ちゃんを抱いて過ごしている。それは確かに素晴らしい時間なのだけど、そのぶんこれまでのような家事はこなせなくなっているの。しかも、母乳育児は体力仕事。母乳を体内でつくって授乳するのに、1日500~700kcalを消費するんだって(これは2時間ハイキングをするのと同量のエネルギーだとか)!

あなたも毎日仕事で疲れていることは、よくわかっているつもり。それでも、おむつ交換や哺乳瓶の消毒、搾乳器の洗浄など、できる範囲で家事を手伝ってもらえると、とても助かります。


≪少しだけ私にプライベートな時間をくださいね≫

私が気分転換する時間をつくるため、ときどき手を貸してね。
私にとって最大のプレゼントは、ほんの少しの自由な時間。ショッピングをしたり、ゆっくりランチをしたり、美容院に行ったり、友だちとお茶を飲んだり。ほんの1~2時間、私だけの時間を楽しむことで、今までの疲れが吹き飛び、新たなエネルギーをチャージできるから。


≪私を好きでいてね≫

私は毎日、赤ちゃんに付きっきり。あなたは、私からあなたへの配慮や愛情表現が前より減ったように感じているのかな? けれど私は、これまで以上にあなたへの愛情やあなたの大切さを実感している。そして、あなたも私に対して同じように思ってほしいと考えているの。

家に帰ったら、赤ちゃんだけでなく私のことも構ってね。
私が疲れた表情をしていたり、イライラしていたりすることもあるはず。そんなときこそ、「あなたに気にかけてほしい」「ちゃんと話を聞いてほしい」というサインだと思ってね。


≪キレイだと感じさせてね≫

正直なところ、私は今の自分に自信がもてません。
妊娠や出産でからだのラインは変わったし、体重ももとに戻ってない。髪の毛もたくさん抜けて、老けた感じがするしね。身だしなみを整える余裕もなくて、毎日疲れ切っていて。ママになったことと引き換えに、女性としての輝きを失ったように感じているの。

だからこそ、「きれいだよ」と言ってほしい。少し照れくさいかもしれないけれど、私という女性への高い評価を、言葉で伝えてほしい。
あなたの愛のある言葉こそが、私の自信につながるから。


≪辛抱強く私に接してね≫

ママになってから、たまに自分を見失しなっちゃうことは、よくわかってる。前向きでいたいと努めているのに、抑えきれない感情をあなたにぶつけてしまう。そんな自分を、後から反省したりして。
あなたも忙しいときには、同じようになってしまうことがあるかもしれない。だからこそ、お互いが広い心をもち、ねぎらいの言葉をかけ合えるような関係でありたいよね。

あなたの目の前にいるのは、睡眠不足でクマをつくり、メイクもしていない私。でもそれは、あなたがたくさん「かわいいよ」「きれいだよ」と言ってくれたのと同じ私なんだよ。
私は出会ったときも今も変わらず、あなたを大事に思っている。あなたが私にとって最高のパートナーであり、赤ちゃんにとって最高の父親であることに感謝している。

小さなわが子の笑顔を、泣き顔を、寝顔を見るたびに、私はあなたとの巡り合わせを、心の底からうれしく思っています。


素敵な人生を送るべく、あなたがパートナーとして選んだ女性より。

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